Strychnos nux-vomica L./マチン


マチンの種子
◆マチンの種子 直径2cm前後。ボタンみたいに平らで縁がある。

種子の外皮はスエードっぽい短い柔毛が中心から外に向かう毛並みで生えている。

外皮の内側には茶色の薄皮があり、中身は薄い飴色~木成色で、ライトにかざすと僅かに半透明っぽい光の通し方をする。
虫食いの種や腐った種の中身は、栗の腐ったやつみたいに炭化した黒で光を通さない。

外皮がある状態では良い種か腐った種か分からない。
良く充実して丸々肥えた、水に浸しても浮いてこないしっかりした種でも、 一晩水に浸したら気持ち柔らかくなって、外皮を剥くと真っ黒だったりした。

育て方

栽培方法などを、他の同原産地の植物から予想してみる。
ニーム、カレーリーフ、バジルとインドクワズイモなどがインド原産。
主にニームとクワズイモで考えてみる、バジルは草だし、うちのカレーリーフは参考にならない気がする。

播種・発芽
種子の発芽は温度があれば通年であろうと予想。
バジルの発芽適温は20~25℃、ニームの発芽適温は30℃前後。
ニームは土中の湿度が50%以上だと発芽しないらしいので、播種後は土に湿気がある程度に管理するのが良さそう。
25~30℃程度に管理した温室や播種床、又は7、8月の真夏に播種。
バジルは真夏でも発芽するし、クワズイモは南九州で8月初旬頃に播種するという。
ニームの場合は現地では2~3週間、九州あたりでは2~3ヶ月で発芽とのこと。
クワズイモの種子は大体1ヵ月で発芽。気長に待つことが肝要。
環境
バジル、カレーリーフ、ニーム共に25℃以上、高温には強い。
3種とも日当たりと高温を好み、日陰などの場所で管理すると生育に支障が出る。
ニームとカレーリーフは、幼木のうちは直射日光にやや弱いらしいので
Strychnos nux-vomicaも数年は真夏の直射日光を避けて管理した方がいいかも。
水遣り
水は表土が乾いたらたっぷり、の基本で。
ニーム、カレーリーフ共に過湿を嫌う、バジルは水ガンガンやっていいけど草なので、普通にやればいいと思う。
盛夏時の鉢植えは水切れさせると致命的。朝夕に表土のチェックを。
冬場は乾燥気味に管理する(表土が乾いてさらに数日たってから、南国植物の基本で。)
土質
カレーリーフ、ニーム共にそれほど土を選ばない。水はけの良い、肥えた土。
市販の観葉植物用土や、赤玉土6:腐葉土3:砂1など、やや水はけを重視した割合で。
耐寒性
耐寒性は無いと思ったほうがいい。
バジルの越冬温度は10~15℃、12℃を下回ると枯れるとの情報も。
カレーリーフの越冬温度も最低10℃
栽培中のカレーリーフは年中戸外だが、スパルタで耐寒性を身につけた幸運なケースだと思われる。

ニームの耐寒温度は幼苗の内は10~15℃
16℃を下回る頃から室内で管理すべきとの情報あり。
栽培品種や日本で増やされたものは現地のものより耐寒性が高くなっている場合もあると思う。

Strychnos nux-vomicaは最低温度15℃程度で見積もっておく。

ニームは幼苗の間、寒季など朝夜の温度の急激な変化などについていけず弱る場合有り。
戸外と室内の温度差が大きい地域では2~3年間室内の明るい場所で栽培しても可。
Strychnos nux-vomicaも2~3年は過保護に扱ったほうが安心かも。


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