Hyoscyamus niger L./ヒヨス


Hyoscyamus niger
◆Hyoscyamus nigerの花、1~2cm程度と結構と小ぶりで実際に見ると中々可愛らしい。

育て方

土質
有機質が少なく水はけの良い、ややアルカリ性の土。
ヨーロッパに生息する植物なのでアルカリ性が良いと思われる。 また山地や砂地に生えている様なので、水はけの良い土壌が適する気がする。
種蒔き
春、又は秋の種子が熟す頃に播種。
一年草なので多分春、又は自然状態で種子が蒔かれる秋ごろが良いと思われる。
発芽には時間がかかるとの情報あり。
5月ごろ播種したものは、2週間後に発芽したものと一夏越えて秋口に発芽したものに分かれたので、低温処理などは不要と思う。
園芸品種で無いので、発芽にバラつきもあろうし、ある程度時間がかかるのかもしれない。
発芽しなくても播種床はしばらく置いといて気長に発芽を待つのがいい。
Hyoscyamus niger ヒヨスの双葉 Hyoscyamus albus ヒヨス アルブスの双葉
◆左がniger 右がalbusの双葉。nigerは控えめに産毛が生えて、albusは結構派手に産毛が生えてる
定植
本葉5~8枚程度になったら、株間30cm程空けて定植。
鉢植えで育てた場合、6~8号鉢で草丈40cm程度だったが恙無く開花。ベラドンナのように枝が大きく開くことがなさそうなので、 さほど空間を空けなくても大丈夫っぽい。
Hyoscyamus niger 苗
◆Hyoscyamus niger これ位で定植する。この時点では良くある雑草っぽい見た目で、ヒヨスかどうか悩む。
日照
明るい日向。
砂地や砂漠、道端などに生えている植物なので普通に日向。日陰での管理は難しいだろうと予想。
半日直射日光の当たる場所で管理。梅雨以降の雨と日照不足でやや弱って花が溶け気味になってた。 湿気には弱そうな感じ。
Hyoscyamus niger 苗
◆Hyoscyamus niger ある程度育つと葉にギザギザが出てきてヒヨスらしくなる。
水遣り
表土が乾いたら鉢底から水が流れるまでたっぷりと。
砂地に生息している様なので、やや乾燥気味に管理する。分布地域を考えると、過湿に注意した方が良さそう。
肥料
春から秋の成長期に、液肥又は置肥を切らさないように与える。
一年草なので、多分こんな感じで良いと思う。
Hyoscyamus albus/ヒヨスアルバの花
◆albusはnigerよりも若干小ぶりに咲いた。
Hyoscyamus niger の果実
◆Hyoscyamus niger 受粉して膨らんできた子房
害虫・病気
ナメクジ アブラムシ ホオズキカメムシ ニジュウヤホシなど、ナス科に付く虫は付く。
苗の内はアブラムシにえらいこと集られてた。ナメクジも這った形跡アリ。
ニジュウヤホシとホオズキカメムシも確認。ホオズキカメムシは卵産み付けてた。
あと、ハモグリバエにもやられる。
茎に産み付けられたホオズキカメムシの卵
◆ホオズキカメムシの卵。赤銅メタルな感じで、一粒1mmくらいの大きさ。
その他
山地や道端、河岸の砂地などに生息する植物なので、基本的には結構強いと思う。 過湿に注意すれば、暑さにも結構強いのではなかろうかと考える。
2009年は梅雨が長引いて湿気が凄かったが、7月中頃には開花した。 ある程度生長してしまえば割と強い気がする。
Hyoscyamus niger Hyoscyamus albus
◆nigerの葉はギザギザが派手、albusはnigerに比べて全体が丸く柔らかい印象。


ヒヨス 毒草 薬草 ハーブ 魔女 苗 花 園芸 ガーデニング
2008年
3月中旬播種、約20日後発芽。
発芽した双葉はヒヨスじゃなかった。ベラドンナの残り種だった。

2009年
Hyoscyamus nigerとHyoscyamus albusの種子を購入。
1月下旬第一弾播種、加温設備にて25~30℃で管理。3月中旬に戸外へ。
2月下旬第二弾播種、低温処理の為3週間ほど冷蔵庫へ。4月頭に戸外へ、約一ヵ月後の5月頭に発芽。
5月初旬ごろに播種した種も5月下旬頃に発芽。低温処理は不必要かも。
本葉5枚程度になるまでは時間がかかったが、それ以降はすくすく生長し7月中~下旬には開花。
この夏は梅雨明けが遅く、明けた後も曇り雨の天気でやや徒長気味。雨に当たりすぎて花が溶け気味になってきた。
乾燥させる為に雨の当たらない軒下に移動。