Mandragora officinarum L./マンドラゴラ


Mandragora マンドラゴラ花

育て方

土質
アルカリ性で有機質に富んだ柔らかくて軽い排水性の良い土
自生地では荒地などにも生えているらしいが、根に負担のかからない軽めの土が向く。 赤玉土7:腐葉土3。又はハーブの土など。普通の培養土でも平気でした。
種蒔き
春、又は秋にポット等に播種。5mm程覆土し、発芽まで乾かさない
発芽適温は15~20℃。種子は一定期間5℃以下の低温にあてないと発芽しないので、 播種したら2週間前後凍らない程度の寒い場所に置いておくなどした方が良いらしい。 が、低温処理しなくても普通に発芽した。 播種から発芽までは大体2週間~2ヶ月、初夏に播種したものが秋に発芽したりすることもあるので、 乾かさない様に水をやりつつ気長に待つ。
Mandragora 双葉 Mandragora 本葉
◆双葉と本葉の様子。艶のある細長い双葉、本葉は楕円。
定植
根を痛めない様に、ポットから移植する場合は土を崩さず植える
直根なので植替えを嫌うらしい。出来れば初めから大きな鉢で管理したい。
日照
日当たりと風通しの良い場所で管理する
幼株の時期は葉が柔らかいので、直射日光の当たらない場所が良い。 日向に生える植物なので、葉がある期間は出来るだけ明るい場所に置いてやる。 夏の休眠期は涼しい場所で管理する。直射日光の当たる場所で管理している場合、水切れでなくても葉がしょんぼりしてくる。 水分不足と区別をつけてやらないと多湿で根がやられるので気をつける。
Mandragora 2年目株
◆2年目、5月頃の様子。前年秋に発芽した株がロゼッタ状に葉を広げてきている。
株が若い内は葉に縮れがない。あまりマンドラゴラらしくない。
水遣り
表土が乾いてちょっとしたら、鉢底から流れるまでたっぷりと
過湿を嫌うみたいなので、水のやりすぎに気をつける。常に過湿だと根が腐る。 直射日光に当てた場合も葉がくたっとするので、土の状態を見て乾燥か日光か区別して水遣りをする。 夏の休眠時も根は生長しているので、乾かさない様に注意する。
Mandragora 水やり
◆直射日光に当てたり、水分不足だと葉がしんなりする。高温多湿は苦手っぽい。
肥料
割と肥料食いなので、成長中は切らさない様にを与える
根の植物は全般肥料食いなので、活動期にはどんどん与えたい。休眠時は不要。
Mandragora 3年目 Mandragora 蕾
◆3年目のマンドラゴラと開花直前の蕾。蕾の無い他の株も3年目のものは葉が縮れている。
害虫・病気
新芽はナメクジの食害にあう。アブラムシがたかると葉がしおしおになる。うどん粉病、灰色カビ病にも注意
アブラムシとナメクジは本当に分け隔て無く何にでも付く。風通しが悪いと病気になりやすい。
その他
地中海性の温暖で湿気の少ない気候を好むので、梅雨時期の湿気や真夏の温度上昇に注意。 夏季は葉が枯れ休眠するので、秋まで涼しい場所で管理する。暑いと根が腐る。 耐寒性は結構あるようで雪が積もっても大丈夫だが、冷風にあてると葉が弱る。
株が若いうち(1~2年程度?)は縮れの無い葉を出すが、蕾を付けられる程度に生長した頃から縮れた葉が出てくる。


マンドラゴラ マンドレイク 薬草 毒草 ハーブ 苗 種 園芸 ガーデニング
2006年
5月末にautumnalisを6粒播種、10日の低温処理含め三週間から一ヶ月で発芽、発芽率は4/6。
双葉の状態でナメクジとネキリムシらしきものに食われ、そのまま枯れる。

2007年
6月下旬にofficinarum×6、autumnalis×6 低温処理せず播種。
2週間後よりautumnalis発芽、約3週間後よりofficinarum発芽。発芽率はofficinarum 3/6、 autumnalis5/6。
8月中旬、本葉2~3枚出てきた所で夏枯れ。秋から冬にかけて復活。
9月中旬にofficinarum×4、autumnalis×4 低温処理せず播種。
15~20日後より順次発芽。発芽率はofficinarum3/4、autumnalis3/4。
この頃、春に蒔いたofficinarumの残3が発芽。春蒔きofficinarumの発芽率6/6に。
晩秋までじわじわと生長し、本葉3~5枚程度に。冬も葉を落とさずそのまま越冬。
生き残りの苗はofficinarum×8、autumnalis×7。


2008年
早春より新芽が動き、生長する株は生長するが、新葉展開よりも既存の葉を大きくする方向に伸びている。
3月中頃より生長に差が出てくる。
本葉の数は変わらないが、生長の良いものと悪いものでは本葉の大きさが2~3倍ほど違う。
officinarumは総じて調子が良い、autumnalisの新芽が出ては枯れるを繰り返す株を1つ処分してみた。
長さ2cm直径4mm程のベージュ白の根は瑞々しく問題無さそうなので、残りはそのまま置いておく。
4月中旬ごろよりアブラムシが付きだす。定期的に薬剤散布及び液肥を与える。
5月初旬より新芽が出始める。新芽が出るにはある程度の温度が必要なのかもしれない。
autumnalisのダメっぽい株残り二つも1mm程の新芽を覗かせるが、その後動かないので、掘り起こしてみた。
3cmほどに生長していた根の下5mmくらいが萎びていた。過湿で腐ったか他の原因かは不明だが、
根がちょっとでもダメになると以後の生長は難しいのかもしれない。
6月中頃から葉が枯れ始め、休眠に入る。終日日陰の涼しい場所に移動。
9月上旬ごろより芽が動く株があり、葉が出始める。一株を除く全ての株が縮れたチシャ菜様の葉を出した。
前回同様のつるりとした葉を出したのは生長の遅かった株なので、年数ではなく、根が一定以上育ったら葉が縮れてくるのではないかと考える。
暖冬の所為か、年末までじわじわと生長し、葉数を増やしている。大晦日ごろにはオフィシナルムに蕾を確認。


2009年
昨年末に蕾を確認した株は3月頭頃に開花。根元にはあと2つほど蕾確認。
蕾をつけていない株も2月中ごろから徐々に動き始め、3月に入る頃には新葉を出してきた。
花は開花後数日で萎れ、受粉ならず。3月末の気温が急上昇し始めた頃には
開花株もそうでない株も新葉を展開しだした。
6月初旬より下旬にかけて葉が黄色くなり休眠に入る。
9月中旬頃に再萌芽
10月ごろに植替え実施。11月下旬ごろにautumnalis3鉢開花。