Alocasia odora/クワズイモ


A. macrorrhiza/インドクワズイモ

育て方

土質
水はけ、水もちの良い土
PHは極端でなければ気にしない。 水はけの良さそうな市販の培養土、観葉植物の土、赤玉土6:腐葉土3:川砂1の配合など。
播種時期
最低気温が少なくとも20℃を下回らない頃。7月下旬~8月の暑い盛りに。
良く熟した実から取れた種子を出来るだけ早く播種する。 採取後時間が経過するごとに発芽率は落ちる。 温度がないと中々発芽しないらしいので、最低気温25℃くらいあるといいとのこと。 上手くいけば1ヵ月程度で発芽する。
植替え・株分け
充分気温の上がった6~7月頃植え替え。挿し木、株分けもこの時期。
株分け、植替え後は2週間程度日陰で養生させてやる、この間水分はやや控えめで。 挿し木の場合は茎を切断し、切断面をある程度乾かしてから清潔な土に挿す。 切断面をきれいにしてちゃんと乾かさないと腐る場合もある。
日照・環境
直射日光の当たらない明るく風通しの良い場所。
高温多湿を好む。半日陰でもある程度育つが、出来るだけ明るく暖かい場所で管理した方が良い。 日照が少ないと茎が貧弱になったり徒長したりする。 いきなり直射日光に当てると葉やけを起したりするが、徐々に慣らしていけば割と平気。
水遣り
表土が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷりと与える。
春から秋に掛けての成長期は水をやるごとに生長する感じ。 屋外管理ならスコールよろしく頭から葉水を与えると大変喜ぶしハダニ対策にもなる。 屋内管理なら霧吹きなどで葉を湿らせてやると良い。 土が湿っている状態が長いと根腐れや軟腐病をおこすので注意。
肥料
春から秋の成長期には切らさないように与える。
液肥、置肥どちらでもよいが、初夏から初秋まではどんどん育つので、置肥に液肥を併用しても良いと思う。 液肥は通常希釈より一桁多めの希釈度で薄めて水遣りのついでに与えていくと、嫌になるくらい成長する。
害虫・病気
水遣りすぎによる根腐れや軟腐病、乾燥によるハダニなどに注意。
基本的に強靭な植物なので、さほど神経質にならずとも大丈夫。 室内で構いすぎると病気になりやすい。屋外でワイルドに育てるとワイルドに育つ。
耐寒性・越冬
南国植物では比較的耐寒性があり5℃前後でも耐えるので、無加温の室内でも越冬可能。
冬季でも温度があれば成長するが、通常生長は止まる。 水分の吸収は遅いので水やりすぎに注意、土はやや乾燥気味で管理した方が無難。 空気が乾燥しているのは嫌いなので、時々霧吹きなどで葉と周囲に水分を与え、空気中の湿度を補ってやると喜ぶ。
その他
環境により花が咲いたりする。花期は4~8月。
花を付けると栄養分がそちらに取られてしまうので、通常は蕾を根元から切り取るなどの処置をする。 そのまま花を咲かせると、環境如何では結実する場合もある。
A.macrorrhiza/蕾
クワズイモの蕾。槍の穂先みたいなのが真直ぐに伸び、開花に従い三日月形に反ってくる。
A.macrorrhiza/花
何となく水芭蕉っぽい咲き方。青いバナナのようなちょっとさっぱりした甘い香りがする。
A.macrorrhiza/花
熟した果実の様子。子房は熟すと外皮が爆ぜて実が露出する。
どれくらい後か忘れてしまったが、結実後暫くして鉢の外にこぼれた種から生えたと思しき新芽発見。 気がついたら生えてたので発芽に関してどのような処理が適当なのかは不明だが、開花結実するような環境だと特別な処理をしなくても発芽するものは発芽するようだ。


クワズイモ くわずいも 観葉植物 ガーデニング 弘法大師
2010年冬より戸外越冬、毎年数回は雪が降るような気温になるが普通に元気。
個体差もあるだろうが、徐々に慣らす等すればそれなりに環境に適合するようだ。
2013年現在、バナナ、カラピンチャと共に恙無く戸外にて成長。